お客様より受注を頂くと同時に、弊社にて注文書を作成致します。
注文書には納期や加工工程など現場スタッフが効率よく製品を作りあげる工夫をしています。

板金加工の図面は、通常、第三角法(正面図、側面図、平面図で構成される)で書かれています。まずはこれを板金でどう作るのかをイメージすることから図面展開は始まります。
CAD/CAMシステムは三次元CADで図面展開を、そしてCAMで板を切削するために、展開した図面に金型を割り付けをパソコンを用いてデーターをつくります。

レーザー加工機では、鉄９ｍｍ、ステンレス６ｍｍまでの厚板を高精度で加工します。
また、24時間連続稼動が可能なレーザーパンチ複合加工機がありますので、様々な金属加工のニーズや短納期にも対応可能です。もちろん成形や刻印加工もしております。
さらにレーザー加工機と複合機の両方を保有しておりますので「この加工であれば、レーザー加工機を使用するよりも、タレパンを使用した方が、安価・短納期納品が可能です」と言った、ご提案をする事が可能です。より安く、早く、そして高品質で納める為には、どのようにすれば良いかを常に考えながらご対応させて頂いております。

抜き加工の際に、金属の切断面に発生する小さな突起を除去する作業をします。この作業を怠ると、ケガの原因となってしまう場合があります。

抜き加工の際にパンチングであけた穴にネジを留めるためのネジ穴をつくります。

パンチング加工・レーザー加工を施した平板を、三次元形状（立体）にするのが曲げ加工です。プレスブレーキを使い、Ｖ型のダイの上で材料に圧力をかけて任意の角度に変形させます。
曲げ形状はＬ曲げ、Ｖ曲げ、Ｚ曲げ、Ｒ曲げ、Ｕ曲げ、段曲げ、ヘミングなど多種多様となり、経験や技術を最も要する工程となります。

短時間の間に金属に高熱を加えて接合します。溶接には何十種類もの方法がありますが、弊社では主にＴＩＧ溶接・アルゴン溶接・ろう付け・スポット溶接・スタッド溶接・アーク溶接・ガス溶接等を得意としております。

溶接跡の仕上げ処理や研磨処理をします。
ユニット組立は内容によりますが、ご相談を承っております。
表面処理（メッキ、塗装、アルマイト等）は外注となりますが、高レベルな協力会社が多数ありますのでご安心ください。

完成品がお客様のご要求どおりに仕上がっているか細かく確認をします。
製品にキズや不具合が生じないよう丁寧に梱包し、出荷を待ちます。